2009年 10月 16日
新しい夢の記憶 90 |
「おや、手に何かついていますよ」
誰かにそう言われて左手を見ると、手のひらの真ん中あたりに、直系5ミリほどの黒っぽい突起物がついている。
よく見るとそれは内側から手のひらを突き破って外にでてきているようだ。
気持ち悪いので、右手の指先で摘まんでひっぱりだそうと試みる。
少しずつ出てきたそれは、頭の部分が黒く、灰色に暗緑色の斑点のあるミミズのような虫だ。
思いのほか長く、ずるずると10センチほどひきずりだしでもまだ埋もれた部分がある。
勢いよくひっぱって途中で切れると手の中に残ってしまうので、ゆっくりと慎重にやらなければならない。
自分の身体の中から皮膚を突き破って虫が出てくるなんて、本当は叫びだしたいほど耐え難いことなのに。
誰かにそう言われて左手を見ると、手のひらの真ん中あたりに、直系5ミリほどの黒っぽい突起物がついている。
よく見るとそれは内側から手のひらを突き破って外にでてきているようだ。
気持ち悪いので、右手の指先で摘まんでひっぱりだそうと試みる。
少しずつ出てきたそれは、頭の部分が黒く、灰色に暗緑色の斑点のあるミミズのような虫だ。
思いのほか長く、ずるずると10センチほどひきずりだしでもまだ埋もれた部分がある。
勢いよくひっぱって途中で切れると手の中に残ってしまうので、ゆっくりと慎重にやらなければならない。
自分の身体の中から皮膚を突き破って虫が出てくるなんて、本当は叫びだしたいほど耐え難いことなのに。
by min_y
| 2009-10-16 12:02
| 新しい夢の記憶