2007年 01月 28日
アルバムの家 |
「アルバムの家」という本を最近買って読んでいる。これは33人の女性建築家たちが自分たちの子供の頃に住んでいた家の記憶を書いた本で、それぞれの家の間取り図がついている。
彼女たちの子供時代といっても、昭和20年代から50年代のはじめ頃までと幅広い年代にわたっていて、地域も寒冷地から暖かい地方まで、田舎もあれば都会もある。
それぞれの思い出が書かれた文章にも懐かしさが感じられるが、それよりもやはり間取り図が楽しい。見ているだけで家の様子が立体的に想像できる。文章だけだとこうはいかないな、と思う。
でも、間取り図の矢印に添えられた言葉、「うらやましかった父の机」「洗濯物はここに干していた」「大きな梅の木。たくさん取れた実で父が梅酒を漬けていた」「祖父はいつもこのあたりにすわってタバコを吸っていた」「母が布団を打ち直ししていた」「チビという名の犬を飼っていた」などがよりいっそう当時の生活を物語っているわけで、やはり言葉も必要不可欠だ。
それにしても住宅の間取り図って、見ていると本当に楽しくて、つい時間が経つのを忘れてしまう。
彼女たちの子供時代といっても、昭和20年代から50年代のはじめ頃までと幅広い年代にわたっていて、地域も寒冷地から暖かい地方まで、田舎もあれば都会もある。
それぞれの思い出が書かれた文章にも懐かしさが感じられるが、それよりもやはり間取り図が楽しい。見ているだけで家の様子が立体的に想像できる。文章だけだとこうはいかないな、と思う。
でも、間取り図の矢印に添えられた言葉、「うらやましかった父の机」「洗濯物はここに干していた」「大きな梅の木。たくさん取れた実で父が梅酒を漬けていた」「祖父はいつもこのあたりにすわってタバコを吸っていた」「母が布団を打ち直ししていた」「チビという名の犬を飼っていた」などがよりいっそう当時の生活を物語っているわけで、やはり言葉も必要不可欠だ。
それにしても住宅の間取り図って、見ていると本当に楽しくて、つい時間が経つのを忘れてしまう。
by min_y
| 2007-01-28 00:26
| 本
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