2007年 03月 13日
古い夢の記憶 14 |
(昔の夢日記より)
友人のSさんと、お祭りみたいな露店の立ち並ぶところにいる。
ここは移動遊園地のような場所かもしれない。
ジオラマのようなジャングルの中に極彩色の鳥や動物たちの模型を展示している店がある。
その店をのぞいていると、Sさんが何かを怖がりはじめる。
たずねると、その中にいる蛇や虎が模型ではなく本物だと言うのだ。
私も怖くなって2人で一緒に大急ぎで逃げる。
すぐ近くに子供の頃住んでいた大阪のA駅の改札があり、ちょうど電車がやってきたので飛び乗った。
動きだした電車の窓から、大勢の人々がパニックになっている様子が見える。
やはり蛇や虎が暴れだしたのだ。早く気がついてよかった、と思う。
ところがしばらくして、走っていた電車が大きな音を立てて急に止まった。駅に着いた訳でもないのに。
私たちの乗っている車両は最後尾なので車掌がいる。彼は外国の古いアニメーションにでも出てきそうな紋切り型の動きをする人物で、マイクを手に持ち、大袈裟な身振りで口をパクパクさせている。しかし声は聞こえない。
私は車掌に訊いてみた。「なぜ急に止まったの?」
「しーっ!静かに。指揮者に聞かれないようにしなくては。指揮者はこの辺り一帯を支配していて、ほかの人間が指揮をするのを嫌っています。誰かが指揮をしたように見えると非常に激怒するのです」
その時、突然電車の扉が開き、兵士のような男たちが数人どかどかと入ってきた。
そのうしろから、髭を生やした恰幅のいいサーカスの団長風の男がゆっくり入ってくる。
どうやら彼が「指揮者」であるらしい。
乗客の一人の小男が揉み手で媚を売りながら「指揮者」に近づいて行った。
そして何を思ったか、電車の外に降りるために付いている4〜5段の金属製の階段をひとつひとつ指差しながら「1、2、3、4」と数えはじめた。
私はそれを見て、「いけない!この人、指揮まがいなことをして、指揮者に殺されてしまう」と思う。
友人のSさんと、お祭りみたいな露店の立ち並ぶところにいる。
ここは移動遊園地のような場所かもしれない。
ジオラマのようなジャングルの中に極彩色の鳥や動物たちの模型を展示している店がある。
その店をのぞいていると、Sさんが何かを怖がりはじめる。
たずねると、その中にいる蛇や虎が模型ではなく本物だと言うのだ。
私も怖くなって2人で一緒に大急ぎで逃げる。
すぐ近くに子供の頃住んでいた大阪のA駅の改札があり、ちょうど電車がやってきたので飛び乗った。
動きだした電車の窓から、大勢の人々がパニックになっている様子が見える。
やはり蛇や虎が暴れだしたのだ。早く気がついてよかった、と思う。
ところがしばらくして、走っていた電車が大きな音を立てて急に止まった。駅に着いた訳でもないのに。
私たちの乗っている車両は最後尾なので車掌がいる。彼は外国の古いアニメーションにでも出てきそうな紋切り型の動きをする人物で、マイクを手に持ち、大袈裟な身振りで口をパクパクさせている。しかし声は聞こえない。
私は車掌に訊いてみた。「なぜ急に止まったの?」
「しーっ!静かに。指揮者に聞かれないようにしなくては。指揮者はこの辺り一帯を支配していて、ほかの人間が指揮をするのを嫌っています。誰かが指揮をしたように見えると非常に激怒するのです」
その時、突然電車の扉が開き、兵士のような男たちが数人どかどかと入ってきた。
そのうしろから、髭を生やした恰幅のいいサーカスの団長風の男がゆっくり入ってくる。
どうやら彼が「指揮者」であるらしい。
乗客の一人の小男が揉み手で媚を売りながら「指揮者」に近づいて行った。
そして何を思ったか、電車の外に降りるために付いている4〜5段の金属製の階段をひとつひとつ指差しながら「1、2、3、4」と数えはじめた。
私はそれを見て、「いけない!この人、指揮まがいなことをして、指揮者に殺されてしまう」と思う。
by min_y
| 2007-03-13 23:56
| 古い夢の記憶
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