2007年 04月 04日
新しい夢の記憶 32 |
小高い丘を越える道を、キャスターつきの重いスーツケースをひきずりながら歩いている。
この丘にはトンネルもあるのだが、それは足場の悪い岩だらけの狭い洞窟のようなものなので、重いスーツケースを持って通るのは不可能だ。
坂道を登りながら、スーツケース専用のトンネルでもあればいいのに、と思っている。
場所は変わって、私は小さな不動産屋の椅子に座っている。
仮住まいのための部屋を探しているのだ。
宅建主任の資格のある化粧の濃い小太りの女性が小さなテーブルを挟んだ目の前にいる。さまざまな物件のファイルの頁を繰りながら、私に合いそうな物件を薦めてくれる。
その女性は「ちょっと待って」と言い、身体を捩って斜め後ろにあるテレビのスイッチを入れる。
どうやらいつも見ているシリーズ物の番組があるらしく、仕事そっちのけでテレビを見はじめる。
その間に、私は薦められたある物件の間取りをじっくりと見る。
それは窓が潰されていてほとんど光が入らない部屋だ。
なぜこんなものを私に薦めるのだろう、と訝しく思う。
この丘にはトンネルもあるのだが、それは足場の悪い岩だらけの狭い洞窟のようなものなので、重いスーツケースを持って通るのは不可能だ。
坂道を登りながら、スーツケース専用のトンネルでもあればいいのに、と思っている。
場所は変わって、私は小さな不動産屋の椅子に座っている。
仮住まいのための部屋を探しているのだ。
宅建主任の資格のある化粧の濃い小太りの女性が小さなテーブルを挟んだ目の前にいる。さまざまな物件のファイルの頁を繰りながら、私に合いそうな物件を薦めてくれる。
その女性は「ちょっと待って」と言い、身体を捩って斜め後ろにあるテレビのスイッチを入れる。
どうやらいつも見ているシリーズ物の番組があるらしく、仕事そっちのけでテレビを見はじめる。
その間に、私は薦められたある物件の間取りをじっくりと見る。
それは窓が潰されていてほとんど光が入らない部屋だ。
なぜこんなものを私に薦めるのだろう、と訝しく思う。
by min_y
| 2007-04-04 23:57
| 新しい夢の記憶
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