2007年 08月 10日
百日紅 |
サルスベリは百日紅と書く。夏中ずっと(百日間も)紅い花が咲きつづけるから、ということらしい。近所にもサルスベリの木が多く、ずいぶん前からたわわに咲いている。
ところが、我が家のサルスベリはようやくひとふさ花が咲いたところ。蕾のついた枝もあと一枝あるきりだ。
サルスベリと金木犀は、庭のある家に住めるようになったら必ず植えよう、とずっと思っていた。4年半前にマンションから今の家に転居し、夏が訪れる度に苗木を売る店などで物色したが、なかなか欲しいと思っている色の花をつける木に出会えなかった。ようやく一昨年の夏の終わり頃、見切り品になっていたのを見つけた。1mくらいの高さで、ちょっと弱々しい感じだったが、気に入った色のものだったから買った。
そして、玄関先の紫陽花のすぐ横に植えたのだが、たぶん勢いのある紫陽花に栄養を奪われてしまったのだろう。春になってもなかなか新芽をつけない。去年など、枯れてしまったのかと思っていた。幹にはカイガラムシがびっしり張り付いていたし。
それでも5月くらいになると葉を茂らせるようになり、なんとか枯れることなくわずかながらも花をつけてくれた。気がつくと背丈もずいぶん伸びたようだ。
そういえば、これってバラの脇に植えた沈丁花と似たパターンだ。ちゃんとしたガーデナーさんたちはそのあたりのこともわきまえて木や花を植える場所を決めているのだろうけど。私の場合はいきあたりばったりだから、植物たちに申し訳ない。
by min_y
| 2007-08-10 19:06
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