2014年 06月 25日
新しい夢の記憶 134 |
深い湖の底に潜り、卵形の黒い石を見つける。
片手に収まる大きさだが、ずしりと重い。
宇宙が凝縮されているからだろう。
石の表面のところどころで微かな光を放っているのは小さな銀河の数々である。
その石をしっかりと握りしめ水面に上っていく。
浮上するににつれ、石は少しずつ形を崩し、指の間から砂のように零れ落ちていく。
水面に出て握っていた手を開くと、ほんの少しだけ残った砂粒が煌めいていた。
片手に収まる大きさだが、ずしりと重い。
宇宙が凝縮されているからだろう。
石の表面のところどころで微かな光を放っているのは小さな銀河の数々である。
その石をしっかりと握りしめ水面に上っていく。
浮上するににつれ、石は少しずつ形を崩し、指の間から砂のように零れ落ちていく。
水面に出て握っていた手を開くと、ほんの少しだけ残った砂粒が煌めいていた。
by min_y
| 2014-06-25 21:24
| 新しい夢の記憶