2006年 12月 19日
新しい夢の記憶 20 |
私はいつものベッドで眠っている。
目が覚めると犬のラスクがやってきた。
ラスクは傍らにある低い小さな木の踏台を頭で押してベッドの横へ持ってくる。
私が眠っているふりをして薄目で見ていると、ラスクはその踏台の上にのぼる。
ベッドの上で眠っている私のそばに来たかったようだ。
ベッドの上に乗ってはいけないと思っているから少しでも近づこうと踏台を持って来たのだ。
褒めてやろうと思って起き上がると、地震がきた。
さほど大きな揺れではないのだが、揺れは長い時間続いている。
ラスクは怯えてベッド脇のナイトテーブルにしている藤のチェストと衣類籠の間に逃げ込む。
震えているラスクをなだめながら抱いてやる。
見るとラスクは涙を流している。
「どうしたの、ラスク」と涙を拭ってやるがラスクの目からは涙が溢れ続けている。
私は、ラスクが見違えたように賢くなり感情も豊かになっていることに驚いている。
目が覚めると犬のラスクがやってきた。
ラスクは傍らにある低い小さな木の踏台を頭で押してベッドの横へ持ってくる。
私が眠っているふりをして薄目で見ていると、ラスクはその踏台の上にのぼる。
ベッドの上で眠っている私のそばに来たかったようだ。
ベッドの上に乗ってはいけないと思っているから少しでも近づこうと踏台を持って来たのだ。
褒めてやろうと思って起き上がると、地震がきた。
さほど大きな揺れではないのだが、揺れは長い時間続いている。
ラスクは怯えてベッド脇のナイトテーブルにしている藤のチェストと衣類籠の間に逃げ込む。
震えているラスクをなだめながら抱いてやる。
見るとラスクは涙を流している。
「どうしたの、ラスク」と涙を拭ってやるがラスクの目からは涙が溢れ続けている。
私は、ラスクが見違えたように賢くなり感情も豊かになっていることに驚いている。
by min_y
| 2006-12-19 09:35
| 新しい夢の記憶
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