2007年 10月 19日
新しい夢の日記 50 |
髪を後頭部でひっつめ、少し鶯色が混じった灰色の和服を着た年配の女性。
私の知らない人だ。
丸い卓袱台に向かって背筋を伸ばして正座している。
私は彼女の様子を正面からじっとながめているが、彼女からは私の姿が見えていない。
彼女のすぐ背後には、桟でガラスがいくつかに区切られた木枠の窓がある。
窓の外には、薄曇りの灰色の空と、枯れた葉が半分くらい残っている樹木の梢が見える。
たぶんここは木造アパートの2階の部屋なのだろう。
彼女は湯呑み茶碗に、固形のマギーブイヨンを入れ、その上に
傍らにある火鉢の上でたぎっている薬缶から湯を注ぎ入れる。
卓袱台の上のマギーブイヨンのプラスチックのケースの蓋の黄色が鮮やかだ。
彼女は茶碗の中の湯をスプーンで掻き回してブイヨンを溶かしている。
先ほどからの彼女の一連の所作は、静かにお茶を点てているようだ。
私の知らない人だ。
丸い卓袱台に向かって背筋を伸ばして正座している。
私は彼女の様子を正面からじっとながめているが、彼女からは私の姿が見えていない。
彼女のすぐ背後には、桟でガラスがいくつかに区切られた木枠の窓がある。
窓の外には、薄曇りの灰色の空と、枯れた葉が半分くらい残っている樹木の梢が見える。
たぶんここは木造アパートの2階の部屋なのだろう。
彼女は湯呑み茶碗に、固形のマギーブイヨンを入れ、その上に
傍らにある火鉢の上でたぎっている薬缶から湯を注ぎ入れる。
卓袱台の上のマギーブイヨンのプラスチックのケースの蓋の黄色が鮮やかだ。
彼女は茶碗の中の湯をスプーンで掻き回してブイヨンを溶かしている。
先ほどからの彼女の一連の所作は、静かにお茶を点てているようだ。
by min_y
| 2007-10-19 15:32
| 新しい夢の記憶
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