2008年 06月 30日
新しい夢の記憶 69 |
新型の新幹線に乗っている。
グレーの生地が張られた椅子は座り心地がよく、車内も広くゆったりとしている。
そして、動き始めてわかったことだが、
この新型車両はレールがないところでも自由に宙を走ることができるのだ。
途中、時間があるので知らない駅で降りて散歩しようと思う。
降りた所は森の中の無人駅だ。
駅に設置してある案内図を見ると近辺にはいくつもの寺があり、それらはどうやら観光名所になっているようだ。
しかし観光名所のわりには人の姿をまったく見かけない。
駅を出て、アスファルトのまっすぐな道をしばらく歩くと、右側に
由緒のありそうな寺の入口がある。
見学するつもりで、道路から一段低くなっているその寺の境内に足を踏み入れる。
舗装されていない境内を歩きはじめて、そこが本当に地面なのか不安になる。
一歩一歩踏み出すごとにずぶずぶとのめりこんでいくのだ。
沼というより、雲のような状態の、
実体化されていない地面のような気がしてくる。
前方には急な傾斜の石の階段が見えるが、そこまで辿り着けそうにもない。
階段はずいぶん高い所まで続いていて、見上げると石段の上は非常に明るい場所だ。
あるいは白っぽい空かもしれない。
もうこれ以上先へ進むのはやめて、アスファルトの道に戻ることにする。
グレーの生地が張られた椅子は座り心地がよく、車内も広くゆったりとしている。
そして、動き始めてわかったことだが、
この新型車両はレールがないところでも自由に宙を走ることができるのだ。
途中、時間があるので知らない駅で降りて散歩しようと思う。
降りた所は森の中の無人駅だ。
駅に設置してある案内図を見ると近辺にはいくつもの寺があり、それらはどうやら観光名所になっているようだ。
しかし観光名所のわりには人の姿をまったく見かけない。
駅を出て、アスファルトのまっすぐな道をしばらく歩くと、右側に
由緒のありそうな寺の入口がある。
見学するつもりで、道路から一段低くなっているその寺の境内に足を踏み入れる。
舗装されていない境内を歩きはじめて、そこが本当に地面なのか不安になる。
一歩一歩踏み出すごとにずぶずぶとのめりこんでいくのだ。
沼というより、雲のような状態の、
実体化されていない地面のような気がしてくる。
前方には急な傾斜の石の階段が見えるが、そこまで辿り着けそうにもない。
階段はずいぶん高い所まで続いていて、見上げると石段の上は非常に明るい場所だ。
あるいは白っぽい空かもしれない。
もうこれ以上先へ進むのはやめて、アスファルトの道に戻ることにする。
by min_y
| 2008-06-30 10:28
| 新しい夢の記憶
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