日常と夢の記憶

鎌倉24Sekki

土曜日、久しぶりに、数十年来の友人が営むkamakura24sekkiというヴィーガン向けのパン屋さんを訪れた。

ビル・エヴァンスのピアノの音色が静かに流れる美しい空間は隅々にまで彼女の繊細なこだわりが感じられる。

厳選された素材で作られたサンドイッチとスープのランチは滋味豊かで奥深い美味しさだ。

鎌倉はうちから結構時間がかかるためラスクがいた頃は長時間の外出が難しく、ラスクがいなくなった後、今度はお店が閉まっていることが多くなって、なかなか伺うチャンスがなかった。そして今回ようやく行くことができたのだったが、実は彼女が病気がちなためパンの製造は11月いっぱいで終了するそう。でも、その後もイベントスペースなどとして活用していくなどの予定はあるようだ。

もう一度彼女が作るパンを食べに行きたいところだけれど、営業日は土曜日だけで、この日もひっきりなしにお店のファンの方から予約の電話が入ったりしていたので遠慮する方がいいかとも思う。

まあ、パンの製造をやめたら彼女も時間ができるから会える機会はもっと増えるにちがいない。また会うことを誓い合ってお店を後にした。

＜ 花と牛のオブジェ ＞

塀の修繕 ２

今朝、工務店の人たちが来てくれて傾いて倒れそうだった塀がまっすぐになった。

てっぺんの木材が鉄骨に留め付けられている。

作業は１〜２時間で終了。

でも今日はここまでで、次回に腐食した部分の木材を取り替えるそうだ。取り替える箇所に印がつけられている。。

さっき買い物から帰ったら玄関の横の壁に小さなヤモリがいた。まだ幼い感じ。

塀の修繕

お隣の畑との境の塀、しばらく前から徐々に傾き始めていたのだが、最近になってその傾きが酷くなってきた。なんと土台の木材が部分的に何箇所か腐食してしまっている。家のメンテナンスなどでいつもお世話になっている工務店に連絡し、１週間ほど前、ようやく修繕の目処が立った。

板塀のほとんどは傷んでいないのでそのまま利用することにし、鉄骨をコンクリートの擁壁に打ち付けて、傾いている塀全体をその鉄骨で支えるのがいちばん頑丈で低コストで手っ取り早いだろうという。見積もりしてもらうと覚悟していたよりは安く済みそうだ。

まずは昨日、鉄骨が４箇所に取り付けられた。猛暑の中、担当の鉄骨屋さんが一人で、半日ちょっとで終わらせた。とても感じのいい人だった。

このあと、塀全体をまっすぐに起こして鉄骨と合体させた上で、傷んでいる部分の木材を切り取って新しいものと交換することになっている。

高架下にカラスウリ

昨日は久しぶりに涼しかったので、夕方少し暗くなってから郵便局のポストへ行ったついでに散歩した。こんな時間に散歩するのも久しぶり。群青色から濃紺に変わってゆく空の様子や風の匂いにラスクがいた頃の夏の夕方の散歩を思い出す。そういえば最初にうちの近所の公園でカラスウリの花を見つけたのもラスクの散歩の時だった。今年はいつもの場所でカラスウリを見ることができなくて残念だった。

そんなことを思いながら国道２４６号の高架下にある自転車置き場の裏の狭い道に差し掛かった時、斜面の草むらに白い綿毛のようなものが朧げに点在しているのが目に入った。なんと、カラスウリの花ではないか。フェンスに蔓を絡ませて小さな花がいくつも健気に咲いている。

こんなところにカラスウリが茂っていたとは知らなかった。

どうか来年も残っていますように！